寝具に関して

ブルーライトと睡眠の関係性

  • 再生回数:2935


はじめまして、商いの街・船場にて、心地よい眠りのための寝具の販売している日の本寝具の高谷です。

ブルーライトと睡眠の関係性

夜にスマートフォンを見て、ブルーライトの影響を知らずにIT機器にのめり込んでいくと体内時計のリズムが乱れて、朝起きられなくなる話をよく耳にします。

スマートフォンやLED照明には、「ブルーライト」という青色光が入っています。ブルーライトは目に見える光の中で最も波長が短く、エネルギーが強いといわれています。拡散して目が疲れやすいため、眼科医が注目し、眼精疲労や網膜の黄斑変性の可能性などを指摘していましたが、最近は体内時計への影響が注目されています。

網膜が強いブルーライトの刺激を受けると、脳は「朝だ」と判断し、メラトニンという睡眠を司るホルモンの分泌が抑制され覚醒し、ブルーライトの量が減少すると「夜だ」と判断して、メラトニンの分泌が活発になります。時差ボケの解消には朝の光を浴びるといいといわれるのは、ブルーライトを多く含む朝の太陽の光でサーカディアンリズムがリセットされるからです。

ブルーライトは、パソコンや電子書籍、LED照明などからも出ています。昼夜を問わず、屋外屋内のどこにいても、ブルーライトを浴びる生活環境になってきたともいえます。体内時計の睡眠と覚醒のリズムが乱れて、メラトニンの分泌が減ると肥満や生活習慣病、がんなどの発症に影響するという報告もあります。

スマートフォンの普及によっていつでも、どこでも情報にアクセスできるようになり、人とのコミュニケーションもバーチャルになっているようです。日常生活が便利になるほど起きている時間が長くなり、睡眠時間が短くなってしまうという方も多いのではないでしょうか。就寝前はできるだけブルーライトを見ないようにするなど、節度をもった使い方や工夫が必要になっています。

とはいえ、仕事や通勤中、趣味や自宅でくつろぐときもスマートフォンが手放せないという方も多いと思います。

まずは、簡単にできる次の3点に取り組んでみましょう。

・ブルーライトカットメガネをかける
・パソコンやスマホをブルーライトカットモードにする
・寝る前にスマホやパソコンを触るのをやめる

ブルーライトに気を付けているのに眠れない

ブルーライトに気を付けているのになかなか熟睡できていない場合は、寝具の見直しをしてみても良いかもしれません。

寒くなると眠る際に手足が冷えてしまい、なかなか寝付けない場合があります。
長年使用した羽毛布団は、羽毛が劣化してかさ高が減るので、保温力が落ちてしまいます。布団を掛けているのに寒い、と感じる場合はそろそろリフォームの検討をしてみてください。

日の本寝具の羽毛布団リフォームでは、中の羽毛を丸洗いし、側生地を交換させていただいています。
羽毛を丸洗いすることで、汗の湿気で汚れてしまった羽毛や、余分な油脂分が残った羽毛をきれいにクリーニングすることができますし、なおかつ側生地を交換することで、購入時と同じように清潔な状態で羽毛布団をお使いいただけます。

羽毛を洗うことで本来の保温性も回復し、新品のようなふかふかな状態に戻すことができます。ぜひご検討ください。

お問い合わせはこちら

この記事を監修した人
日の本寝具株式会社 代表 高谷和志 
・睡眠健康指導土上級 
・睡眠環境診断士 
・インテリアコーディネーター