寝具に関して

たっぷり寝ているはずなのに眠たい原因

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たっぷり寝ているはずなのに眠たい原因

はじめまして、商いの街・船場にて、心地よい眠りのための寝具の販売している日の本寝具の高谷です。

「しっかり寝たはずなのに、なぜか疲れがとれない」「昼間も、常に眠い」――。こんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。8、9時間、もしくは12時間もの睡眠をとっているのに、いつも疲労感がある? そう感じているのは、あなただけではありません。

寝ても疲れが取れない理由はさまざまですが、自律神経の乱れが要因の1つです。ストレスや不規則な生活で自律神経が乱れると、頭痛やめまい、むくみなどを引き起こして疲れが取れなくなってしまいます。知らず知らずのうちに自律神経の乱れを引き起こす行動をとってしまっているかもしれません。

今回は眠りと「自律神経」の関係性についてお話しします。

自律神経は、血行や消化吸収、体温調節などを24時間休むことなくコントロールしています。
自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」の2つに分けられます。交感神経は、心拍数をあげたり血管を収縮させたりするなど体をアクティブにする働きを持ち、副交感神経は、心拍数を下げ血管を拡張させるなど、体をリラックスさせる働きをつかさどっています。

体を活発に動かす、交感神経は、昼間活発に働き、夜は抑えられたバランスで作用しています。一方、体をリラックスさせる副交感神経は、昼間は抑えられ、夜優位に働きます。この2つの神経の働きが、夕方前後に入れ替わっていることが、理想的な自律神経のリズムなのです。

理想的な自律神経のリズムに合わせて睡眠をとることで、質のいい睡眠を得ることができます。
眠りにつくまでの3時間は「快眠のためのゴールデンタイム」。ゆるやかにしか働きがあがらない副交感神経を、寝る3時間前から徐々に高めてあげましょう。
まずは、洗濯やお風呂など活動的なことを済ませてから、ストレッチなどで体を整えて、リラックスしてベッドに入るのが理想。副交感神経を徐々に高めていくと、スムーズな入眠や快眠につながります。

現代のライフスタイルには、夜になっても交感神経を働かせ、副交感神経が活発化するのを妨げる習慣がたくさん潜んでいます。

・夕食の時間が遅い
・家に帰っても仕事をしてしまう
・シャワーだけですませている
・深夜までお酒を飲んでいる
・寝る直前まで携帯を見ている 

など

心当たりがある人は、気づかないうちに自分で睡眠の質を下げる環境を作ってしまっています。質のいい眠りを得るために、少しずつ意識を変えて、悪習慣を断ち切りましょう。

自分の身体に合っている寝具ですか?

自律神経が乱れると、血流が悪くなります。自分の身体に合っている寝具やパジャマなどにも配慮が必要です。

とくに寝具は頻繁に買い替えることが少ないため、目を配ることが少ないかもしれません。
「じゃあ買い替える必要があるのか…?」とお考えの方もいらっしゃると思いますが、買い替えを決める前にまずは羽毛布団リフォームを検討してみることをおすすめいたします。

羽毛布団リフォームは羽毛を側生地から取り出し羽毛を丸洗いします。汚れを落とした後は新しい側生地に羽毛を充填します。

羽毛布団を購入して10年以上たっている。暖かさや通気性に劣りを感じるという方はぜひ一度日の本寝具の羽毛布団リフォームにお問い合わせ下さいませ。

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この記事を監修した人
日の本寝具株式会社 代表 高谷和志 
・睡眠健康指導土上級 
・睡眠環境診断士 
・インテリアコーディネーター