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ダウン率と羽毛布団リフォーム

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はじめまして、商いの街・船場にて、心地よい眠りのための寝具の販売している日の本寝具の高谷です。

ダウン率と羽毛布団リフォーム

みなさんは羽毛布団の中にはどんな羽毛が入っているのかご存じでしょうか?
もしかしたら、多くの方は芯があってそこに細い毛がついている「羽根」を想像されるかもしれません。
ですが、羽毛布団の暖かさを保ってくれているのは「羽根」ではなく丸くてふわふわの「羽毛」なんです。
実は、羽毛布団の品質の高さ、つまり、暖かさやフカフカの手触りを左右しているのはこの「羽根」と「羽毛」の比率なんです。

この羽根と羽毛の比率のことをダウン率というのですが、羽根は羽毛に比べて肌触りが悪く、保温性も高くありません。一方羽毛は丸い形状をしており、ふわふわとした軽い手触りで、暖かい空気を取り込み膨らむため保温性に優れています。

そのため、羽毛の比率が大きいほど品質の高い羽毛布団といえるのです。

羽毛100%!のもの一番が暖かいであろうことは確かではあるのですが、技術的に羽毛と羽根を完全に分けるのは難しいためどうしても99%が最高値になっています。

もし今新しく羽毛布団を購入しようと考えている方の場合、ダウン率が90%以上もしくは80~85%以上のものを購入されることをおすすめいたします。

これよりも割合が下回ってしまうと、値段は安価なものの、暖かさが足りず、なおかつ重さも出るため、質の高い睡眠の妨げになってしまいます。

また将来的に羽毛布団リフォームを行おうと考えた時に、羽毛が少なく、羽根の量が多いと、
傷がつき再利用ができなくなった羽毛を取り除くと、ほとんどが羽根になってしまい、それを補うために足し毛が大量に必要になってきてしまうからです。

こうなると、新しいものを購入するよりも高額になってしまう可能性があります。

羽毛は再利用が可能な資源ですから、10年以上使用し汚れてしまったとしてもリフォームを行うことで、もとのようなふわふわな手触りを取り戻すことができます。
そのため、長期的に見ていくと、ダウン率の高い羽毛布団を購入し、時期をみて羽毛布団リフォームを行うほうがお財布に優しい場合が多くなります。

日の本寝具の羽毛布団リフォームでは、南アルプスの天然水100%を用い、国内最高レベルといえる洗浄工程で羽毛を丸洗いしております。
また側生地、足し毛も品質にこだわり厳選したもののみを使用しております。

徹底したこだわりでリフォームさせていただくことで、購入したてのような暖かさとフカフカの感触を取り戻すことが可能です。

「羽毛布団が暖かくなくなった。」「嵩がなくなってきた。」などお悩みの方はぜひ日の本寝具の羽毛布団リフォームにお問い合わせくださいませ。

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この記事を監修した人
日の本寝具株式会社 代表 高谷和志 
・睡眠健康指導土上級 
・睡眠環境診断士 
・インテリアコーディネーター