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リフォームに向かない羽毛布団とは

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リフォームに向かない羽毛布団とは

はじめまして、商いの街・船場にて、心地よい眠りのための寝具の販売している日の本寝具の高谷です。

羽毛布団リフォームは長年使用した羽毛布団を新品同様にきれいにできる便利なサービスですが、決して万能ではありません。羽毛布団の状態によってはリフォームを行えない場合がございます。
そこで今回はどんな状態のものがリフォームに向かないのかについてご紹介いたします。

羽毛布団リフォームが可能か不可能か決めるのは、中の羽毛の状態です。そのため、側生地がボロボロで羽毛が吹き出してしまっていても、羽毛の状態さえよければ十分リフォームの対象になります。

ではリフォームに向かない羽毛の状態とはどのようなものでしょうか。ポイントとしては以下の2点が挙げられます。

1、ダウンボールが壊れている。

ダウンボールとは羽毛の形状のことを言うのですが、この形が壊れてしまっている場合、リフォームを施しても再生させることはできません。

例えば、ダウンボールと羽根が長年の使用で絡まり毛玉のようになってしまっている場合、一つ一つ手作業でほどくわけにはいきませんから使い続けることはできません。
また、ダウンボールの枝毛の部分がちぎれてしまったものばかりの場合も、同様に使い続けることができません。

2、そもそもダウン率が低い羽毛布団である。

こちらは長年の使用には関係なく、羽毛布団の元々の品質が問題になってきます。
ダウン率とは、先ほどもご紹介したダウンボール(羽毛)とそれ以外のフェザー(羽根)の割合のことを言います。

羽毛布団の暖かさを大きく決めるのが羽毛であるため、一般的に羽毛の割合が大きいほど品質の高い羽毛布団とされており、リフォームに適しているのはダウン率が80%以上のものになってきます。
というのも、ダウン率が低いものをリフォームしても、羽毛の足し毛が多く必要になる可能性が高く、そうなると、新しいものを購入するよりも高額になってしまうからです。

お悩みの方は寝具フィッターにご相談ください!

ここまで、リフォームに向かない羽毛布団のポイントを2点ご紹介しました。ですが、今お持ちの羽毛布団がリフォームに適しているのかどうかの判断は難しいですよね。

日の本寝具の羽毛布団リフォームでは、羽毛布団リフォームをいくつも行ってきた寝具フィッターがお待ちしております。ご自分の羽毛布団がリフォームできるのかどうか、是非お気軽にお電話でご相談下さい。

リフォームが可能でお申し込みいただけましたら、南アルプスの天然水100%で丸洗いし、側生地も交換することで、新品同様の暖かく、フカフカの手触りに仕立てさせていただきます。

羽毛布団でお悩みの方はぜひ、日の本寝具の羽毛布団リフォームにお問い合わせくださいね。

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この記事を監修した人
日の本寝具株式会社 代表 高谷和志 
・睡眠健康指導土上級 
・睡眠環境診断士 
・インテリアコーディネーター