寝具に関して

寝姿勢と睡眠に及ぼす影響って?

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寝姿勢と睡眠に及ぼす影響って?

はじめまして、商いの街・船場にて、心地よい眠りのための寝具の販売している日の本寝具の高谷です。

皆さんは寝るときに自分がどんな姿勢なのか意識したことはあるでしょうか?
実は寝姿勢にはそれぞれメリット・デメリットがあります。
そこで今回は「仰向け寝」「横向き寝」「うつぶせ寝」それぞれのメリット・デメリットについてご紹介いたします。

【仰向け寝】
仰向け寝のメリットとしては「体圧が分散される」「寝返りが打ちやすい」といったものがあります。
仰向け寝は敷き寝具と体が接している部分が多いため、体にかかる負担を分散することができます。また寝返りは体温を調整したり、血流をよくするために必要なものです。仰向け寝は左右どちらにも寝返りを打つことができます。

デメリットとしては、「呼吸がしにくくなる」可能性があるという点です。
顔を上に向けることで舌が重力で落ちるため、気道が狭くなってしまいます。

【横向き寝】
横向き寝のメリットは「舌が落ちず呼吸がしやすい」といったものがあります。
また右向き寝は消化がスムーズに進み、左向き寝は効率的な排出に向いているとされています。

デメリットとしては、「体がゆがみやすい」というものがあります。横向き寝は肩が内側に入ったり、足を組んだような姿勢になるため、ゆがみを引き起こしやすくなります。

【うつ伏せ寝】
うつぶせ寝のメリットとしては、「お腹が温められる」というものがあります。
お腹が温まることで安心感が得られ、落ち着くといわれています。
デメリットとしては、「体に体重がかかり圧迫されやすい」「歯並びや輪郭がゆがみやすい」とされています。

体に圧迫感があると内臓に負担がかかってしまい、体調不良に陥る場合があります。またうつぶせ寝では呼吸をするために左右に顔を捻ることになります。そのため顔に負担がかかり歯並びや輪郭のゆがみにつながることもあるため注意が必要です。

寝返りは重要!

ここまでそれぞれの寝姿勢のメリット・デメリットについてご紹介しましたが、人は一晩中同じ体勢で寝ているわけではなく、何度も寝返りをして姿勢を変えています。
寝返りは非常に重要で、体温の調整や体圧分散などの効果があります。

ですが、枕や敷き寝具などの寝具が自分の体にあっていないと寝返りが打ちづらく、睡眠の質が悪化してしまいます。

日の本寝具では、お客様に体感していただきながらのオーダーメイド枕の製作や敷き寝具のフィッティングなどを行っております。
自分の寝姿勢が気になる、寝返りが打ちづらく体が痛いなどのお悩みをお持ちの方はぜひ一度お問い合わせください。

この記事を監修した人
日の本寝具株式会社 代表 高谷和志 
・睡眠健康指導土上級 睡眠環境診断士 
・インテリアコーディネーター

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