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寝室に合うカーテンの選び方

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寝室に合うカーテンの選び方

寝室はリラックスできる、居心地のよい空間に仕上げたいものですよね。1日の1/3を過ごす寝室だからこそ、どの部屋よりも快適に過ごせる空間にしたいものです。そのためには安眠に繋がるカーテンの機能性などを知ることで、より一層心地のよい空間になります。

色は、人に生理的な影響や心理的な影響を与えます。特に影響が出やすいと言われている時間帯は、睡眠時と睡眠前後と言われています。寝室のカーテンは、影響の出やすい時間帯に目にする非常に重要な要素と言えるでしょう。 神経を興奮させる色のカーテンにするか、精神を落ち着かせる色のカーテンにするかの違いで、睡眠の質に関わってくる可能性があります。

寝室には感情を抑え、リラックス効果を持つブルーは副交感神経を優位にし、脳内物質である「セロトニン」の分泌を促す。セロトニンは興奮状態を沈めたり、精神を安定させたりする作用があります。 ほかにも自然をイメージさせるグリーン、刺激が少ないブラウンやベージュも落ち着いた雰囲気になります。また、し1つの部屋に何色も取り入れると落ち着かないので、なるべく3色以内に収め、同系色の濃淡でコーディネートするとまとまり感が出て、居心地のよい空間を作れます。

安眠の為に、外からの光を遮る遮光カーテンを取り入れる方法もあります。遮光カーテンとは、一般的なカーテンより繊維の密度が高く、黒い糸を一緒に織り込むことで光を遮りやすくしたカーテンです。眠る際に外の街灯や車の光が目に入ると、寝付きが悪くなってしまうこともあるので、遮光カーテンをうまく活用してみましょう。

遮光カーテンは、遮光性能の高いものから順に1級(遮光率99.99%以上)、2級(遮光率99.80%以上99.99%未満)、3級(遮光率99.40%以上99.80%未満)に区別されます。遮光1級の中でも完全遮光は外からの光を100%さえぎります。夜勤などがあって、昼間ぐっすり眠りたい人におすすめです。
ですが、単純に遮光率が高い1級が寝室に適しているというわけではなく、たとえば朝日の光とともに目覚めたい人は2級、寝坊しやすい人は3級が合っています。このようにライフスタイルや朝の目覚め方によって等級を選びましょう。

また近年のカーテンは、UVカット加工、断熱・保温加工カーテン、防音加工カーテン、光を乱反射させる特殊な糸を使うことで、外からの視線を遮ることができる遮像カーテンなど、さまざまな効果が備わっているので、おしゃれなデザインよりも機能性を重視して買い換えるのもおすすめです。

より良い空間にするためには

寝室を居心地のよい空間にするには、自分に合った寝具を選ぶことも重要です。敷布団やマットレスの堅さは、ちょうどいいですか?腰痛や肩こりなどに悩んでいる方は、一度敷布団を見直してみるのもいいかもしれません。

敷き布団にとっての中芯素材は、どんな素材を使用するかで、体の支え方が異なってくるため、重要なポイントとなります。
体の重さを支え続けるという厳しい条件で使用されるものだけに、天然系の素材だけでは賄えない部分があります。
種類としては、太い合成繊維を3次元中空加工した物や、同じく合成繊維を圧縮成型加工した物や、ウレタンフォームを使用した物等様々ありますが、そのすべてのそれぞれに特徴があります。

日の本寝具では、様々なお客様に合わせた寝具をご用意しております。
疲れてくたくたになっているとき、眠るところがあれば、それがよい環境であれば、なんとかなりそうな気がしませんか?まずは、簡単にできそうなことから、ぐっすり眠るための環境を整えてみましょう。

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この記事を監修した人
日の本寝具株式会社 代表 高谷和志 
・睡眠健康指導土上級 
・睡眠環境診断士 
・インテリアコーディネーター