寝具に関して

寝相が悪い原因とは?

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寝相が悪い原因とは?

はじめまして、商いの街・船場にて、心地よい眠りのための寝具を販売している日の本寝具の高谷です。

皆さんは朝起きた時、枕や布団がベッドから落ちてしまっていることはありませんか?
寝相が悪く布団を蹴ってしまっていると、寒い日だと風邪をひいてしまい日常生活に
支障が出てしまうなんてことにもつながってしまいますよね。

「元々寝相が悪いねんから仕方ないやん」とお思いの方も多いと思いますが、実は寝相は
睡眠の質と大きな関わりがあるんです!
そのため、睡眠の質を向上させることで寝相の悪さも改善される可能性があります。

そもそも、寝相が悪くなる原因とは一体何なのか皆さんはご存じでしょうか?

睡眠には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の二種類があります。レム睡眠とは眠りの
浅い睡眠のことで、ノンレム睡眠とは眠りの深い睡眠のことを言いますが、人は寝て
いる間にこのレム睡眠とノンレム睡眠を交互におこなっているといいます。

体を動かすというのは浅い眠りのレム睡眠の時によく起こることです。つまり、寝相の悪い人はレム睡眠を行っている時間が多く、深い眠りを十分に取れていない可能性があるんです。

レム睡眠の原因とは?
ではどうして眠りが浅くなってしまうのでしょうか?
大きな原因としては以下の2点が考えられます。

・自律神経の乱れ。
・睡眠環境が良くない。

精神的なストレスなどがあると体が常に緊張状態にあり、
眠る時にも緊張状態になることで、自律神経が上手く働かないため、リラックスして副交感
神経のスイッチの切り替えができずに眠り初めの一回目のノンレム睡眠(深い睡眠)が上手くできません。
眠り初めの最初のノンレム(深い睡眠)が、その日一晩の睡眠の質を大きく左右する
と言われますが、床につく一時間前はできるだけ好きな事(音楽、アロマ、読書etc)に身を委ねる時間を持つことで、少しでも精神的なストレスを和らげた状態で床につきたいですね。

また睡眠環境については体に直接触れる寝具が大きく関係してきます。
枕の高さが合わない、敷き寝具の硬さが合わないなど自分の体に合っていない寝具
を使用していると、体を支える筋肉のどこかが緊張しリラックスして眠ることができません。

また、お布団の中の温度・湿度を表す寝床内の気候が高すぎると、熱く蒸れやすく
発汗が上手く出来ないため、体温調節が上手くいかず熟睡することが難しくなります。

睡眠環境が原因の場合、まずは枕や敷き寝具をご自分の体にあった物に変更すること
をおすすめします。
日の本寝具では、オーダーメイド枕や敷き寝具のフィッティングなどを行うことで、
その方に合った最適な寝姿勢になるように寝具フィッターが枕であれば高さ、敷き寝具
であれば硬さのフィッティングを行うため、最もリラックスした状態で眠れるように
責任をもってサポートいたします。

また掛け布団の掛け心地もリラックスには重要なポイントです。
羽毛布団が暖かくない、羽毛が偏っている、重たいなどのお悩みをお持ちの場合、
羽毛布団リフォームがおすすめです。
羽毛を丸洗いし、付着した汚れを落とし、側生地も新しく交換しますので購入したての
ような暖かくフカフカの羽毛布団に戻すことが可能となり包まれるような心地さも
増す事間違いなしです。

寝相の悪さにお困りの方はぜひご相談してみてくださいね。

この記事を監修した人
日の本寝具株式会社 代表 高谷和志 
・睡眠健康指導土上級 睡眠環境診断士 
・インテリアコーディネーター

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