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布団は一般ごみで処分可能?

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布団は一般ごみで処分可能?

布団は、生活ごみのように気軽に処分できるものではないので、捨て方で迷ってしまう人も少なくありません。なかなか処分に踏み切れず、そのまま使い続けている人もいるでしょう。しかし、捨て時をすぎた布団は、機能が十分に働かなくなるので、きちんと処分して買い換える必要があります。

処分すべきタイミングは、布団の見た目や使用感から判断できます。長く使い続けることで布団に変化が起こるので、それがサインです。

ごみの分別方法は自治体によって異なりますが、一般的には粗大ごみとして処分することが多いでしょう。粗大ごみは、一般家庭で使われていたもので、通常のごみ収集日に捨てられない大きいサイズのごみを対象とします。

ただし、燃える素材で作られた綿布団であれば、決められている大きさの制限内に収まるように工夫することで、可燃ごみとして捨てられることもあります。

粗大ごみの場合は、各自治体のルールに従って、粗大ごみ受付センターで事前に申し込みを行います。そこで、ごみを出す日時や場所の指定、貼り付ける有料シールの金額などの指示を受けます。粗大ごみセンターへの持ち込みも可能ですが、通常は事前連絡と有料シールの貼り付け、身分証明書の提示も必要です。

一方、可燃ごみの場合、一般ごみのサイズ制限内におさめる必要があるため、1辺が30cm以下となるように切り分けなければなりません。

自治体のサービスを利用することで、民間のサービスを活用するよりもリーズナブルな価格で処分できます。可燃ごみとして捨てれば、事前に小さく切り分ける手間はかかりますが、無料で処分できます。

ですが、粗大ごみとして捨てる場合、申し込みや有料シールの購入などを事前に行わなければならず、手間がかかります。回収日時などに指定があると、ごみ出し作業を行う時間が制限され、忙しい人にとっては不便です。また、自分で持ち込む場合は、運搬作業に苦労することもあります。

羽毛布団は再生可能です!

羽毛布団の場合、羽毛が飛び出ている様子がみられたら、生地に穴や破れが生じている可能性があり、毛布団は空気の層を作ることで高い保温性を維持しているため、へたってしまうとその機能が十分に働かなくなります。布団のボリュームが減っていたり、ふくらみが偏ったりしているときも、処分を検討するタイミングといえます。

使用感での判断は、使っていて保温性が衰えたと感じたり、体にかけたとき重いと感じたり、においが気になるようになったりしたときです。

ですが、実は羽毛は再生可能な資源であり、羽毛布団リフォームは環境にも優しいということをご存じでしょうか?

過去の調査では、東京都の粗大ごみの中で最も多いのが布団であるというデータがあり、布団の廃棄は問題になっているんです。

羽毛布団を買い替えるということは、古い布団を焼却処理するということになりますが、リフォームすることで二酸化炭素の排出を抑制することができ環境保護につながります。

そんな時には羽毛布団リフォームを活用してください。
羽毛を側生地から取り出し丸洗いすることで、長年の使用で羽毛に付着した汚れを落とし、暖かい空気をたっぷりと取り込むことができるフワフワな状態に戻します。
側生地も新品のものに交換するため、羽毛が吹き出してしまう心配もありません。

日々のお手入れといざという時の羽毛布団リフォームでお持ちの羽毛布団を長持ちさせて、環境にもお財布にも優しい取り組みをしてみるのはいかがでしょうか?

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この記事を監修した人
日の本寝具株式会社 代表 高谷和志 
・睡眠健康指導土上級 
・睡眠環境診断士 
・インテリアコーディネーター