寝具に関して

敷布団でいびき改善!

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敷布団でいびき防止

はじめまして、商いの街・船場にて、心地よい眠りのための寝具の販売している日の本寝具の高谷です。

いびきとは睡眠時の呼吸に伴う雑音のことです。睡眠中は全身の筋肉が緩み、舌を含むのどの周りの筋肉も緩みます。寝ることで重力により舌が下に落ち込み、気道がより狭くなり、そこに空気が通ると周囲の組織が振動していびきが起こります。

特に眠ってしまうと、のどを支えている筋肉がゆるむため、よけいに咽頭が狭くなるのです。もともと日本人は、顎(あご)が小さい人が多く、肥満や飲酒や睡眠薬によっていびきが出現しやすくなります。

本人は眠っているので気がつきませんが、一見熟睡しているようでも睡眠が不安定なため睡眠不足に陥っています。現在のところいびきは疾患として認められていませんが、慢性的ないびきは決して望ましい状態とはいえません。

飲酒した時、あるいはかぜを引いた時だけいびきをかく場合は、おおむね心配ありません。しかし、病気が原因となっているときは、慢性的な睡眠不足となり生活に支障をきたすこともあり、いびきの原因となった病気を治す必要があります。
また、あまりにひどい場合、イビキが突然止まる場合などは睡眠時無呼吸症候群が疑われるのでお医者さんにかかるべきですが、軽度であれば、生活習慣を変えることで緩和されるケースも多いようです。

・適度な硬さの敷き布団、適度な高さの枕を使う
・出来るだけ鼻呼吸する癖をつける
・喫煙および睡眠前のアルコールをやめる

適度な硬さの敷き布団とは?

簡単に言えば、イビキの原因は“気道が塞がること”ですから、気道がしっかり確保されていれば、大幅に緩和されるはず。
そこで、試しに、猫背で首を下に曲げた状態で呼吸して、その後、背筋をまっすぐ伸ばし前を向いて呼吸してみてください。圧倒的に、背筋が伸びているほうが呼吸しやすいはずです。これは胸部が弛緩している状態、体勢が縮こまっている状態では気道の周囲がたるんでしまい、空気の通り道が狭くなりやすいからです。

理由は簡単。柔らかすぎる布団だと体重が集中する腰の部分が沈んでしまい、身体が猫背のように前屈してしまう…、そして枕が高すぎると首を下向きに曲げているのと同じ状態になってしまいます。硬めの凹凸形状をしていて、身体が沈みこまない敷き布団を使うこと、そして低めの枕を使うこと。この2つだけでもイビキの音量、頻度は大きく減ることが期待できるでしょう。

眠っているときの姿勢をささえるのは敷き布団です。気持ちよく眠るため、身体に合ったものを選ぶことが重要です。また、洗濯などのお手入れのしやすさや、長年使っていくうちに、へたれていくことも考える必要があります。

日の本寝具の中芯を外せるカセット式の敷き布団は、中芯のみ取り替えることができるので長く使うことがでる日の本オリジナル敷き布団です。⇒詳しくはこちら

また、寒い日に暖かくない掛布団で寝ていると、どうしても寝ている間も身体が寒くて、猫のように丸くなってしまい、身体が睡眠後の心地よい回復ではなく、寒くて緊張しているので疲れが残ってしまいます。自然な寝姿勢で眠ることが心地よいのですが、猫のように丸くなって一晩中寝ると自然な姿とはいえないのでここちよい姿とはいえないのです。

快適な睡眠をお届けしたい、その思いから「羽毛布団の打ち直し」をおすすめしています。ぜひともご自宅にちょっと古くなったお布団があれば「羽毛布団の打ち直し」はいかがでしょうか、古くなって使わなくなった羽毛布団でも大丈夫ですのでまずはおすすめです。

なお、日の本寝具で布団の打ち直しできるのは敷き布団ではご対応できかねますのでご了承ください。

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この記事を監修した人
日の本寝具株式会社 代表 高谷和志 
・睡眠健康指導土上級 
・睡眠環境診断士 
・インテリアコーディネーター