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日中の眠気がつらい時の仮眠方法

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日中の眠気がつらい時の仮眠方法

はじめまして、商いの街・船場にて、心地よい眠りのための寝具の販売している「日の本寝具」の高谷です。

どうしても日中の眠気がつらいとき、眠気を解消するために仮眠を取りたいとき、どれくらいの時間にすればよいのでしょうか?

思ったよりも短いと感じるかもしれませんが、昼寝の時間は15分から30分程度がベストです。これはノンレム睡眠とレム睡眠の働きによります。ノンレム睡眠は脳が休んでいる状態で、レム睡眠は脳が働いている状態です。眠気を解消させるにはノンレム睡眠を効率よくとる必要があります。

30分を超えて昼寝をしてしまうと、ノンレム睡眠が深くなってしまうので、スッキリと目覚めにくくなってしまいます。睡眠による脳の休息効果も大きくなってしまうため、夜になかなか寝付けなくなることもあります。昼寝をする時は寝付くまでの時間を含めて15分から30分程度にするようにしましょう。

昼食を食べてから14時くらいまでの間は、副交感神経も働き満腹感も持続するため、最も眠気が生じやすい時間帯です。昼寝をするならば、この時間に済ませると眠気の解消や集中力の向上に効果的です。

15分程度の昼寝でよりスッキリと目覚めるためには、昼寝の前にコーヒーや緑茶などのカフェインが含まれた飲み物を飲むのがおすすめです。昼寝をしている最中にカフェインの血中濃度が高まり、スッキリと覚醒できるようになります。ただし大量にカフェインを摂取すると、夜寝付きづらくなってしまうこともあるのでカフェインタブレットなどを利用するのは避けたほうが安心です。

昼食を食べたタイミングによっては15時を過ぎても眠気が生じることもありますが、15時を過ぎてからの昼寝は避けた方が良いでしょう。夕方近くなり、そろそろ副交感神経の働きも高まってきて夜、就寝するための準備をしている時間帯です。この時間帯に昼寝してしまうと、夜なかなか寝付けなくなってしまうことがあります。

日中の眠気は睡眠の質が原因?

質の高い睡眠をとることができると、疲労回復はもちろんのこと、精神面が安定したり、免疫力が向上したりと体力的な問題だけでなく、精神面、健康面の問題も改善させることができます。
つまり、日常生活を健康的に送るために、質の高い睡眠は必要不可欠なんです。

ではどうすれば質の高い睡眠をとることができるのでしょうか?

見落とされがちなのが、自分にあった寝具を使用することです。
自分にあっていない枕を使用していると呼吸がしづらく寝苦しく感じてしまいます。また使用し続けると、首や肩を痛めてしまう可能性があります。
またマットレスについても、自分の背骨の形状にあっていない硬さだった場合、腰や背中を痛めてしまうかもしれません。

人生のおよそ3分の1を占める睡眠。その時間をより快適に過ごしませんか?
自分に合った寝具を使うことは、睡眠が喜びに変わるということです。

人間にとって必ず必要になる眠りを、少しでも特別な時間にするために、寝具の見直しをしてみて下さい。
私の体験談を交えながら、個人にフィットする寝具の見つけ方を紹介しています。

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日の本寝具では一人一人に合ったオーダーメイドマットレスも販売しております。お気軽にお問い合わせください。

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この記事を監修した人
日の本寝具株式会社 代表 高谷和志 
・睡眠健康指導土上級 
・睡眠環境診断士 
・インテリアコーディネーター