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羽毛布団の嫌な臭いの原因とは?

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はじめまして、商いの街・船場にて、心地よい眠りのための寝具の販売している日の本寝具の高谷です。

羽毛布団の嫌な臭いの原因とは?

寒くなってきて久々に羽毛布団を出してみたものの、なんとなく嫌な臭いがするという経験をしたことがあるという方は多いのではないでしょうか?
せっかく使おうと思ったのに、嫌なにおいがしているといくら暖かくてもリラックスして眠ることができませんよね。

羽毛布団を久しぶりに使おうとしたときに嫌な臭いがする原因としては以下の3つが考えられます。

1、汗、皮脂
羽毛布団を使用するのはほとんどが秋から冬にかけての季節だと思います。冬は寒いから汗なんてそれほどかいてないだろうと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私たち人間は冬でも一晩にコップ一杯分もの汗をかいているといわれています。
汗自体は無臭なものの、汗が菌によって分解されるとあの独特の嫌なにおいがついてしまうんです。

汗は布団の表面の側生地だけでなく、中の羽毛にも浸透してしまいますから羽毛のボリュームダウンの大きな原因にもなっています。

2、カビ
前述のとおり寝ている時にかいた汗は湿気になり布団の中にたまります。湿気を含んだ布団はカビが繁殖しやすくなってしまいますから、乾燥させずにタンスなどに収納してしまった場合カビが増殖し、カビ臭くなってしまいます。

3、羽毛の臭い
ご存じの通り、羽毛布団には水鳥の羽毛が用いられています。生き物の一部だったわけですからもともと油脂分が含まれています。
羽毛布団になる段階である程度洗浄されるのですが、製品によっては余分な油脂分が残り、臭いの原因になっていることがあります。

さらに、実は同じ羽毛でも「グース(ガチョウ)」と「ダック(アヒル)」ではダックの方が臭いが残りやすいといわれています。
もし、独特の獣臭がするという場合はダックの可能性が高いです。

ここまで羽毛布団の嫌な臭いの原因についてご紹介しましたが、何か思い当たる点などありましたでしょうか?
嫌な臭いがついてしまった時にはまずは天日干しをするという場合が多いですが、それだけではなかなか染み付いてしまった臭いをとることができません。

羽毛布団リフォームで染み付いた臭いを改善

そういった時には羽毛布団リフォームがおすすめです。
日の本寝具の羽毛布団リフォームでは、中の羽毛を丸洗いし、側生地を交換させていただいています。
羽毛を丸洗いすることで、汗の湿気で汚れてしまった羽毛や、余分な油脂分が残った羽毛をきれいにクリーニングすることができますし、なおかつ側生地を交換することで、購入時と同じように清潔な状態で羽毛布団をお使いいただけます。

羽毛を洗うことで本来の保温性も回復しますから、嫌な臭いをとりつつ新品のようなふかふかな状態に戻すことができます。

羽毛布団の臭いにお悩みの方はぜひ日の本寝具の羽毛布団リフォームをご活用下さい。

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この記事を監修した人
日の本寝具株式会社 代表 高谷和志 
・睡眠健康指導土上級 
・睡眠環境診断士 
・インテリアコーディネーター