布団打ち直しに関して

天然水で洗う羽毛布団リフォーム

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はじめまして、商いの街・船場にて、心地よい眠りのための寝具の販売している日の本寝具の高谷です。

天然水で洗う羽毛布団リフォーム

「天然水」と聞くと、サントリーさんの有名なCMを思い出されるかもしれません。サントリーさんで販売されている天然水ですが、日の本寝具で行う布団の打ち直しはこのサントリーさんの南アルプスの天然水と同じ源流の天然水を用いてリフォームを行っています。

では、通常の一般水道水とここの天然水ではいったい何が違うのでしょうか?
南アルプスの水は飲み水としても利用できる、美味しく飲みやすい軟水で硬度は30くらいです。飲み水としてすっきりとしていて、さわやかな清涼感のある味わいなんです。なのでそのまま飲み水として飲むのはもちろん、ご飯を炊くときに使ったり、料理に使ったり、コーヒーやお茶をいれたり、使い方は様々可能ですし、赤ちゃんのミルク作りや薬を飲むときにも安心して利用できる水なんです。

軟水とは、カルシウムやマグネシウムの金属イオン含有量が少ない水のことですが、日本の水の平均硬度50から60ミリグラムとされています。

軟水とは反対に、硬水の場合には、普通に洗浄すると、硬水の中に含まれるミネラル分は洗剤などと結合して「金属石鹸」と呼ばれる石鹸かすに変化してしまうことがありますし「金属石鹸」はお洗濯の洗浄力を低下させてしまうのはもとより、洗濯機や衣類に新たな汚れとして付着することもあります。その結果、この汚れが蓄積されると衣類が黒ずんできて、仕上がりもゴワゴワになったりすることもあるのです。

このような南アルプスの軟水で丸洗いすることにより、羽毛の洗浄に洗剤や薬剤を用いずにきれいにすることが可能になるのです。

南アルプスの軟水ですが、場所はこちらです。

標高3000メートルを越える高峰を多く有し、広大な森林の中で多様な動植物が生息する南アルプス国立公園があります、その南アルプス国立公園の北部に位置する甲斐駒ヶ岳を望む場所にあるのが、北杜市白州町です。
リフォームはこの場所で行っています。

こだわりの洗浄方法

ちなみにリフォームにあたってのお布団の洗浄は、最新鋭のお布団用マシンを使っており、皮脂・尿素・古い角質などの汚れを取るために、ミネラル分たっぷりの南アルプスの天然水である軟水を温め、そのお湯を使って羽毛を直接洗浄する本洗いを行います。この洗浄に関して、洗濯用の洗剤や薬品などは一切使わずに、天然水だけで洗浄を行います。

洗浄と脱水後には、羽毛を120度の熱風で乾燥し続けていきます。乾燥することでふっくらさせた上で、常温までゆっくりと冷却させることによって、ふわふわの元気な羽毛に生まれ変わります。

薬液や洗浄剤で羽毛を洗浄すると羽毛が痛んでしまいますし、そんな痛んだ羽毛布団では羽毛布団の嵩が十分に復元できず、「温かい布団で心地よい眠り」を提供することができません。そのため日の本寝具では、このような天然水での丸洗いをお勧めしていますので、これからの冬到来のシーズン、温かい布団で心地よい眠りをお届けするために、日の本寝具での羽毛布団のリフォームをご相談してみてはいかがでしょうか?

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この記事を監修した人
日の本寝具株式会社 代表 高谷和志 
・睡眠健康指導土上級 
・睡眠環境診断士 
・インテリアコーディネーター