会議中や授業中の眠気を覚ます方法
眠気って、寝てはいけない場面に限って襲ってきますよね。仕事中の眠気は、仕事の効率が落ちたり、うっかりミスにつながったりすることもあります。
そんなときに、すぐに目を覚ます方法を知っておけば安心です。
会議中や授業中に眠気が強い場合、なるべく発言をするようにしましょう。言葉を話すことで脳に刺激が加わり、眠気が覚めていきます。退屈を感じるとどうしても眠気が強くなってしまうため、積極的に参加することが有効です。
オフィス内での単純作業中に眠気が生じたときも同様です。可能ならば周囲の人と軽いおしゃべりをしながら作業を続けると眠気が抑えられます。一人で運転をしていたり、作業をしたりしているならば歌を歌うのも眠気を晴らすのに効果があります。
会議や授業の始まる30分ほど前にコーヒーやカフェインタブレットでカフェインを摂取しておくと、脳が覚醒して眠気が生じづらくなります。ただし摂取しすぎると夜に眠気が現れづらくなるので、ほどほどにしておきましょう。特に午後3時以降にカフェインを摂取してしまうと、影響は寝る時間くらいまで残ってしまうので注意が必要です。
また、二酸化炭素が多いと眠気につながるといわれます。会議室や人の多いオフィス、テレワークでこもりっぱなしの自室などは二酸化炭素濃度が高くなり、酸素濃度が低くなりがちです。窓やドアを開けたりして、こまめに換気をしましょう。
一番即効性のある方法としては、冷たい水を顔や首にあてる方法。朝に洗顔するのがルーティンになっている人も多く一番ポピュラーな方法です。水温を低めに設定すればより効果を発揮します。
人間は体温が冷えることで、交感神経が刺激され、体をアクティブな状態にもっていく事ができます。
さらに冷却スプレーや冷却ジェルなどアイテムが使えるシーンであれば、より効果的に眠気を覚ますことが可能です。
日中の眠気は根本原因の改善を
とはいえ、ここで紹介した眠気対策も一時的なものでしかありません。
また、眠気を感じる時間帯や周囲の環境、また個人の特徴によっても、その人に合った眠気覚ましとそうでないものがあると思います。
日中に眠くならないようにするために大事なのは、生活習慣の改善や仕事をする環境の見直しといった長い目で見た睡眠の質の向上です。
ではどうすれば質の高い睡眠をとることができるのでしょうか?
見落とされがちなのが、自分にあった寝具を使用することです。
自分にあっていない枕を使用していると呼吸がしづらく寝苦しく感じてしまいます。また使用し続けると、首や肩を痛めてしまう可能性があります。
またマットレスについても、自分の背骨の形状にあっていない硬さだった場合、腰や背中を痛めてしまうかもしれません。
人生のおよそ3分の1を占める睡眠。その時間をより快適に過ごしませんか?
自分に合った寝具を使うことは、睡眠が喜びに変わるということです。
人間にとって必ず必要になる眠りを、少しでも特別な時間にするために、寝具の見直しをしてみて下さい。
私の体験談を交えながら、個人にフィットする寝具の見つけ方を紹介しています。
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この記事を監修した人
・睡眠健康指導土上級
・睡眠環境診断士
・インテリアコーディネーター