布団打ち直しに関して

布団のリフォームでSDGsにつながる取り組みを

  • 再生回数:789

はじめまして、商いの街・船場にて、心地よい眠りのための寝具の販売している日の本寝具の高谷です。

布団のリフォームでSDGsにつながる取り組みを

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。そもそもどう発音するかというと、SDGs(エス・ディー・ジーズ)です。時々エス・ディー・ジー・エスと読まれる方がいらっしゃるのですが、最後はGoals(ゴールズ)の略です。SDGsは2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。

SDGsの17の目標がありますが、この中の12に「つくる責任・つかう責任」があります。
リユースすることがカッコいい社会にしていこう、という趣旨ですが、布団のリサイクルも正にこの視点の1つで、使えるものは使うことでリサイクルを通じて、環境・経済に持続可能な社会を推進しようと考えています。

布団のリフォームで地球環境にもやさしく

「ふとんの仕立て直し」と、このブログでは書いてますが、表題のように「布団のリフォーム」のほうが耳慣れた言葉かもしれません、「ふとんの仕立て直し」と聞いてピンと来ない方も多いかもしれませんが、リフォームとは、ふとんの綿や羽毛を洗浄し、新しい生地で包みなおすこと。 ふっくら感がよみがえり、新品同様となります。環境保護が叫ばれている今、家庭から出る粗大ゴミ量の1、2を争う存在だったふとんを何十年と使えるようにするリフォームは、地球環境にも貢献すると注目を集めています。

ちなみによく聞かれる質問ですが
「どんなわたふとんでもリフォームできますか?」という質問です。

わたふとん(木綿)、合繊ふとん (ポリエステルなど)、羊毛ふとん、混綿ふとん(木綿+化繊もしくは、羊毛+化繊)すべて可能です。もちろんぺったんこになってきた布団、ひどい汚れが気に なる布団、20年以上布団でもリフォーム可能です。

通常羽毛布団には品質表示札がついています。シングルサイズやダブルサイズの寸法やダウン品質などが書かれていますが、少なくともダウン80%以上のものが目安となります。ダウン70%や50%と書かれたものはフェザー(羽根)の部分が多く膨らみも弱いものになります。昔(25年以上前)のものや低価格のものに多いです。

もちろん布団のリフォームにも費用がかかります。ご購入時、2万円以下で購入されたものはリフォームよりも買い替えた方が安くつくので、買い替えのほうがおすすめかもしれません。

またよく聞かれる質問ですが
「過去にリフォームをした羽毛布団でも可能ですか?」
という質問です。

羽毛は使用期間が長ければ長くなるほどダウンの毛先が壊れていきます。過去にリフォームをした羽毛布団は中身の約80%程度は古いダウンです。仮に10年前に1度リフォームした場合は元々のダウンはすでに20年以上経っている事になりますね。このダウンを更に10年以上使用するには難しいものがあります。
なのであまりできないことはないのですが、やはりおすすめはあまりできません。

全ての羽毛布団がリフォームできるわけではないですが、SDGsにつながる取り組みとして布団リフォームで有効活用してみませんか。
ぜひ一度日の本寝具の羽毛布団リフォームにお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

この記事を監修した人
日の本寝具株式会社 代表 高谷和志 
・睡眠健康指導土上級 
・睡眠環境診断士 
・インテリアコーディネーター