リラクゼーションに関して

リラックスモードの脳波とは?

  • 再生回数:13269


はじめまして、商いの街・船場にて、心地よい眠りのための寝具の販売している日の本寝具の高谷です。

リラックスモードの脳波とは?

不眠状態を解消するためには、身体をリラックスモードにすることがポイントです。人は、日中活動モードに、夜はリラックスモードに切り替えることで健康的な体を維持することができます。睡眠時にリラックスモードになるために重要となるのが、脳を休ませることです。脳をリラックス状態にさせる有効な手段として、音楽は効果的な方法とされます。

今回は音楽を聴きリラックスした状態に出る「α波」という脳波についてお話しします。
脳波を理解すれば、より睡眠ついての理解が深まるはずです。

人がリラックスしている状態のときの指標として「脳波」がありますが、脳波には大きく次の5つの種類に分けられます。

脳波の種類
γ波(ガンマ波):イライラしている状態時に出る脳波
β波(ベータ波):通常の覚醒している状態時に出る脳波
α波(アルファ波):リラックスした状態時に出る脳波
θ波(シータ波):浅い睡眠でまどろみの状態時に出る脳波
δ波(デルタ波):深い睡眠の状態時に出る脳波

α波が出ている状態の脳には、ベータエンドルフィンというホルモンが分泌されています。これは「脳の快楽物質」とも呼ばれ、心身のストレス軽減に重要な役割を果たしています。

α波が引き起こす効果

α波が引き起こす効果は複数あります。まずは脳と体を休めてリラックスする効果、ストレスを沈める効果、そして脳の活性化を促して体の免疫力を高め、病気を予防する効果も確認されています。つまり、α波が多く出る状態に誘導しその状態を維持すると、心身ともに良い影響を得られるのです。
ストレスが原因と考えられている病気はガンや高血圧、心筋梗塞の他、うつ病や更年期障害、不眠症や肩こり腰痛など多岐に渡ります。ストレスで体が緊張していると、体液や血液の循環が乱れて病気の原因となりますが、リラックスした状態だと血行が良くなり、疲労回復や快眠、整腸の効果があります。また、細胞活性化による老化防止や、集中しやすくなり記憶力・想像力アップの効果も得られます。
そのため最近では、多くのオリンピック選手やプロスポーツマンにα波トレーニングが取り入れられています。潜在能力を開発し、本番に強い集中力を養えるのです。

また、妊娠中にα波が発生しやすい音楽を聴くことで母子共にリラックスし、赤ちゃんの成長にも良い影響を与えるといわれています。
α波は心身ともに安らいだ状態の時に引き出される脳波です。リラックス効果だけでなく、ストレスを沈めたり脳を活性化したりして免疫力を高める力もあります。
日々の生活の中で好きな音楽や自然に親しんだり、アロマテラピーなど癒しアイテムを活用したりしてα波を上手にコントロールし、良質な睡眠生活を送りましょう。

「α波」と睡眠の関係には、リラックス状態というのが深く関わっていることが分かりました。リラックス方法には「入浴方法」・「寝具選び」・「アロマ」などいくつかあります。
その中で「寝具選び」を少しだけ紹介します。

購入したての羽毛布団は羽毛が空気をたっぷりと取り込み膨らむことができるため布団の中を暖かかく保ってくれます。
ですが長年の使用で羽毛が汗や皮脂、カビ、ほこりなどで汚れると膨らむことができず、暖かい空気を蓄えることも出来なくなってしまいます。
つまり羽毛布団が暖かくない原因は羽毛の汚れが大きな原因である可能性が高いんです。

そんな時におすすめなのが羽毛布団リフォームです。
日の本寝具の羽毛布団リフォームでは、羽毛を南アルプスの天然水で丸洗いし羽毛についた汚れをすみずみまで落とします。
こうすることで羽毛がフワフワになり購入したばかりのような暖かくフカフカの羽毛布団に復活させることができます。

今ご使用の羽毛布団が暖かくなく、何枚も掛け布団を重ねてしまっているという方は睡眠の質を上げるためにもぜひ羽毛布団リフォームにお問い合わせ下さい。

お問い合わせはこちら

この記事を監修した人
日の本寝具株式会社 代表 高谷和志 
・睡眠健康指導土上級 
・睡眠環境診断士 
・インテリアコーディネーター