寝具に関して

リフォーム(打ち直し)のタイミングについて

  • 再生回数:118

はじめまして、商いの街・船場にて、心地よい眠りのための寝具の販売している日の本寝具の高谷です。

リフォーム(打ち直し)のタイミングについて

日の本寝具では長くお使いいただいて、古くなった羽毛布団はリフォーム(打ち直し)をおすすめしています。
羽毛ふとんのリフォームの検討するタイミングは、購入してから7~10年頃が理想です。
使い心地で気になる部分がでてきた際に、ふとんリフォームを検討するのもよいでしょう。

~気になる点の具体例~

①羽毛が減ってボリュームが減ってきた
長年使用していると羽毛が消耗し、購入時のようなふっくら感がなくなり、かさ高が徐々に減っていきます。吸湿や放湿性に富んだ羽毛布団は、汗などの水分を含んでも干すことで膨らみは元に戻ります。しかし、汗などの汚れが蓄積され、かさが減少してしまいます。

②羽毛布団を掛けても寒い
長年使用した羽毛布団は、羽毛が劣化してかさ高が減るので、保温力が落ちてしまいます。布団を掛けているのに寒い、と感じる場合はそろそろリフォームの検討をしてみてください。

③重くなったような気がする。
皮脂や汗の汚れが羽毛に蓄積すると、羽毛の放湿性が悪くなり湿気を放出できず布団が重く感じることがあります。軽さやふわふわ感が特徴の羽毛布団ですが、皮脂や汗などが蓄積されていくうちに放湿性を失うと、羽毛が固まって重くなってしまうことがあります。布団が重いと身体が疲れやすくなり、良質な睡眠の妨げになります。

④羽毛が飛び出してくる
側生地から羽毛が頻繁に飛び出してくるようなら、側生地が劣化している可能性があります。羽毛布団は羽毛を出てこないようにするために、ダウンプルーフ加工(目詰め加工)を施しています。しかし、長年使用しているとダウンプルーフ加工が劣化し、羽毛が生地の織り目から出てきてしまうことがあります。羽毛が大量に飛び出してくるならば、生地に穴が開いていたり、裂け目ができていたりする可能性もあります。

⑤羽毛の片寄りが気になる
日頃の使い方の癖などによって羽毛が一方向に固まりやすくなります。それに加え、蓄積した汚れがダウン同士を結びつけてしまうので、いっそう戻りにくくなってしまいます。布団を干した後、反対方向に振っても戻らないようならリフォームを考えるサインです。

メンテナンスで羽毛ふとんの寿命を延ばす!

このような気になる部分がでてきた場合は使用年数に限らず、1度リフォームを検討してみましょう。定期的に羽毛ふとんのメンテナンスをすることで、羽毛ふとんの寿命を延ばすことにもつながります。

日の本寝具では、質問や相談、お見積りは無料です。その他、お気軽に寝具フィッターにお電話ください。
また、他店でご購入された羽毛布団も、リフォームのご相談を承ります。一度、ご相談くださいませ。

お問い合わせはこちら

この記事を監修した人
日の本寝具株式会社 代表 高谷和志 
・睡眠健康指導土上級 
・睡眠環境診断士 
・インテリアコーディネーター