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布団が重くなる理由

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はじめまして、商いの街・船場にて、心地よい眠りのための寝具の販売している日の本寝具、ブログ担当の高谷です。

布団が重くなる理由

羽毛布団の最大の魅力は「暖かくて」「軽い」という点ですよね。
ところが長年使用し続けていると、品質の良し悪しに関わらずだんだんと羽毛布団が重いと感じてしまうようになってきてしまいます。
「使っているだけなのに、重くなってくるなんてどういうこと?」と思われる方も多いと思いますが、この原因は実は私たちの体が大きく関係しているんです。

もともと羽毛布団はシングルサイズだと平均して1.2~1.3㎏ほどの重さがあります。昔ながらの綿布団が2㎏ほどあるのでそれと比べるとかなり軽いですよね。

ところが、10年以上使用し続けた羽毛布団が本来の重量より重くなってしまうという現象がよく起こってくるんです。

理由としては、

・羽毛に使う人の汗や皮脂が付着してしまい、それが蓄積されている。
・羽毛の放湿性が低下したために、汗などの湿気が蓄積されている。

といったものが挙げられます。

汚れが付くだけでそんなに重さが変わるのだろうかと思われるかもしれませんが、1㎏以上の羽毛それぞれに汚れが付着してしまうと体感としてはかなり重さが変わってきてしまいます。

羽毛布団の重みが少し変わるとそれだけでも寝苦しくなったり、体が痛くなったりしてしまい、睡眠の質に大きな影響を与えてしまいます。

羽毛布団が重くなったと感じたら

一般的に羽毛布団の寿命は10年ほどとされていますが、汗をよくかくという方の場合、羽毛が吸収する汗や皮脂の量も多くなってしまいますから、10年よりはやく重いと感じるようになってしまう可能性かあります。

このように、羽毛布団が重くなったと感じた際には羽毛布団のクリーニングに出してみたり、天日干しをしてみたりといった対処方法はありますが、何を試しても重さがさほど変わらなかったという場合は寿命が来てしまっているというサインです。

こういった場合、新しいものに買い替えるしかないのではと考える方も多いと思いますが、日の本寝具では羽毛布団リフォームをおすすめしています。

羽毛布団リフォームは羽毛を取り出し直接丸洗いするため、クリーニングでは取り切れない汚れをすっきりと洗い落とすことができます。
こうすることで、羽毛をもとのふわふわの手触りに復活させることができるんです。

さらに羽毛を入れる側生地を新しいものに新調し、傷がついてしまっている羽毛があった場合足し毛も追加するため、長年使用してきたとは思えない、軽くて、暖かでフカフカな羽毛布団に生まれ変わらせることができます。

羽毛布団の重みにお悩みだという方はぜひ、日の本寝具の羽毛布団リフォームにお問い合わせくださいね。

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この記事を監修した人
日の本寝具株式会社 代表 高谷和志 
・睡眠健康指導土上級 
・睡眠環境診断士 
・インテリアコーディネーター